昨日保健室のベッドで寝てる時からして手の甲が熱~くなってたから熱があることは分かっていましたけれども、とりあえず今日は授業が4コマ(1限・4限・6限・7限)あるし、放課後は明後日から始まる学園祭のためのテント立ち上げ監督があるし、出勤して仕事をするという選択肢以外は存在しないわけで。
今週の頭に高1古文の小テスト(動詞活用)をやったことについて生徒から、「週の頭は英数の小テストが詰まってて忙しいんだから、突発的に小テストをやるなら金曜の古文の授業でやればよかったのだ」と指摘されたので、「それではリクエストにお答えして次の金曜日は助動詞の活用の小テストをやりましょうか」って答えて生徒から「ざけんな死ね」という暴言を浴びた、その小テストが今日行われるので、それに向けてもし昨日勉強した生徒がいたとして、はい教員が休みなんで今日の小テストはっていうか授業は中止~、とか言われたときの徒労感は申し訳ないですからね。
職員室にて、学年主任の先生と。
私「本当に、生徒たちは変わったと思います。勉強するようになりましたもん」
主「まだまだ十分とは言わんけど、意識は確実に向上してるよね。良い生徒やもん」
私「本当にそう思います。こないだの授業で『次回の授業で小テストをやります』って宣言したら、『死ね』とは言いましたけれどもテスト自体が嫌だってそぶりはあんまりなかったですもん。まぁ、やるんならやればぁ、みたいな感じで。ちょっと感動しちゃって」
主「っていうかお前、生徒に『死ね』って言わせんなよ」
で、担任をやってるC組の授業が1限、その後明日の高3漢文(1~4限)の授業プリントを印刷して、4限の授業をとりあえずこなした後、昼休みに疲労なのか何なのかとにかく体が異常を訴えて職員室の机に突っ伏す。これはやばい。
よしゃあいいのに、保健室に行って熱を測る。8度くらいあったら、明日の1~4限の授業を別の先生に代わってもらう算段を立てよう。朝のテント立ち上げと放課後の備品移動(明後日の日曜日がF高にて学園祭、明々後日の月曜日が市民会館で学園祭2日目です)監督は絶対に外れられないから、授業だけ外してもらうのは気が重いけれども、何せ明後日の体験授業(外部のお客様に向けて、漢文を45分間)と明々後日のコーラス大会(クラスの生徒に混じって歌う)とは絶対にキャンセル出来ないからなぁ。
……9度2分愕然、やっべぇ。
高3授業担当の先生に手を回して明日の授業を代わっていただいて(振り替えの授業はGW明け)、6限の始まるまでの1時間を机に伏せてやり過ごす。午前中に2クラスで授業をやっている以上、進度を考えたら他の2クラスをやらないということは出来ないので、同僚諸氏からは「帰って休め」と言われましたがそうは行かず、とりあえず風邪薬とマスクで6・7限の授業。汗が止まらないので、本当はいけないんですけれども飲み物を持って、それを飲みながら喋ることにしました。
数字の魔力、体温を見たら突然病人の自意識が芽生えるというね。意識が朦朧としてきますもん。というわけで、6限・7限の記憶はほぼなし。覚えているやり取りは下の1つだけ。
生徒「9度なら帰れ」
教員「もし私が昼に帰っていたら、あんたたちは自習の時間にコーラス大会の練習をすることになります。ただでさえウチのクラスはコーラスが遅れてるんだから、敵クラスの人たちにこれ以上コーラスが巧くなってもらったら困るわけですよ。あんたらの為ではなく、私は私の組の生徒のために授業をするのです」
生徒「ざけんな帰れ」
喋った内容はあんまり覚えてないけれど、回収した授業プリントの書き込みを見る限り、言うべきことは言ってると思う。
F校スローガンの一つ「授業が命」は、あれは生徒向けに語る人が最近増えてきましたけれども本来の使い方は多分教員を戒める為のもので、それくらいの気概で授業をやってくださいという意味だと思います。って言いながら明日の高3授業を人に代わってもらうのはどうよって話ですけど、若し明日熱が下がらずに4限ノンストップをやったら高い確率でそれ以降の学園祭業務を放棄することになり、それは違った角度から高3の方々にご迷惑をかけることになる。運の悪いことに、副担任の先生が明日から2日間出張不在になるので、担任である私は1時間だって欠勤できないっていう高1的な事情も重なっており。
放課後のショートホームルームに行ったら何人かの生徒に「さっさと帰れよ」と心配をしてもらったんですけれども、一番体力を使う授業をやったんだからその他の業務なんて出来ない方がおかしいわけで。放課後のテント立ち上げ監督まできっちりやって、学校を出たのが18時。
帰りは流石にタクシーを使いました。車内から「もりき」に電話して、雑炊を作ってもらう。朝から液体以外何も口にしていないので、全然食欲はないけれども何か食べとこうということで。
客「この店に入ったら酒を飲みたくなるよねぇ、体調が理由で休肝日とか自分が情けない」
主「奇貨、奇貨。今日はこれだけ食って、帰ってあったかい布団でぐっすり寝ることだね」
客「あったかい布団……」
仕事のことを考えたら、現在9度3分の体調を何としても明日までに戻す必要があります。その為なら何でもしようと思っていたので、マスターの助言を丸っと聞き入れる。
客「ウチの布団、羽毛じゃない煎餅なんで」
主「ん?」
客「今の助言で決心がついた。今日はホテルに泊まる。ごめん、タクシー呼んで」
駅前のホテルにタクシーで移動。途中、ドラッグストアで下着の換えを3枚、体温計、ペットボトルの水2本を購入。風邪薬は、保健室からもらっています。
20時チェックイン、ベッド。ネクタイだけとって、ジャケットさえ脱がない厚着で頭から布団をすっぽり。5分で汗だくになりますが、アメニティのフェイスタオルとバスタオルをフル活用しながら。
2時間置きに目が覚めるたびに、シャツを着替えて、水を飲んで、また頭から布団を被って。